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海外出張 機内で真っ青 恥のかきすて [旅行ネタ]

1979年リオデジャネイロ経由スイス出張
お客様との出張でリオデジャネイロの研究所を訪問後スイスのメーカーへという旅程に、同じフライトをブッキングしていざ羽田空港からVARIGのリオ行きに。 事前調査ではブラジル入国にはVISAが必要なのでブラジル大使館でVISAを取得済み、(ヨーロッパは当時でもVISAは不要)。
VARIGのフライトは一路トランジット空港のロサンジェルス空港へ太平洋上空を...すると機内アナウンスでまもなくロサンジェルス空港に到着するのでパスポート、入国書類、VISAのご確認を???VISA?トランジットで何故入国書類やパスポート、そしてVISAが必要なのだ...同行のお客様は全て用意してあり私は...真っ青...まさかVISAが無いならこのまま日本に戻れとは...言われないよなー。腹をくくってスッチーさんにVISAが無い旨を告白、すると大丈夫ですよVARIGの職員が案内しますからRIOまでのチケットを持って入国カウンターに行きましょうとの助け舟。
 その時初めて知りましたアメリカには「トランジット」と言う概念が無いことを!
それまで中近東、ヨーロッパの旅を3度ほど経験して空港での給油待ちや乗換えでは入国せずにトランジットカウンターを経由して空港内を歩き回りショッピングや食事を出発まで楽しむ事ができるシステムが当然全世界共通と・・・ところがアメリカは違いました、「入国すればいいじゃないか!」でした。 パスポートコントロールでVARIGのお姉さんが事情を説明してチケットを提示、アメリカ入国となりました。初めてのアメリカ!知らなかった。。。
ところで海外を旅して何時も感謝するのは戦後の外務省(だけでないと思います)の努力です。日本のパスポートはほんの一部の国を除いてVISAは不要、入国でトラブル事は無いといえます。 5年位前かなスイス・チューリッヒからドイツに向かう時スイスエアーのカウンター女子がパスポートをめくってドイツのVISAが無いと注意してくれました、いらないよと言ったら不思議な顔をしていました。
重ねて「戦後の困難な時から諸外国と国交交渉をして現在の万能パスポートを作ってくれた外務省の皆様」に重ねて感謝します。

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